「うぽつ」や「わこつ」、これらはYouTubeやニコニコ動画でよく見かけるコメントですよね。でも、これらの言葉がどういう意味なのか、ちゃんとわかって使っていますか？今回は、これらのネットスラングについて、その意味や由来、使い方を解説していきます。
「うぽつ」とは？
「うぽつ」という言葉、聞いたことがありますか？これは、動画のアップロードお疲れさまという意味で使われるネットスラングです。主に動画投稿者に向けて、コメント欄で使われる労いの言葉ですね。
この言葉は「UPする」という行為から派生しています。具体的には「うｐ（アップ）おつかれさま」というフレーズが時間と共に縮まり、「うぽつ」として親しまれるようになりました。動画を制作しアップロードする過程は、思った以上に手間と時間がかかるもの。この「うぽつ」という一言には、クリエイターへの感謝と労をねぎらう気持ちが込められているわけです。
実際、動画クリエイターが一つの作品を完成させるまでには、編集から音声調整、最終的なチェックまで、多くの時間と労力が投じられます。そんな彼らに向けた、見る側からのささやかなエールとして「うぽつ」とコメントすることで、制作者もまた新たな作品作りの励みになるはずです。
次にあなたが気に入った動画を見たとき、「うぽつ」と一言添えてみてはいかがでしょうか？それが動画制作者への大きな支えになることでしょう。
「うぽつ」の由来
「うぽつ」はもともとニコニコ動画から始まった言葉で、今や様々な動画プラットフォームで見かける定番の応援コメントになっています。ニコニコ動画の全盛期、新しい動画がアップされると「うぽつ」というコメントが画面を埋め尽くすことも珍しくありませんでした。この言葉には、動画投稿者への感謝や敬意が込められていて、視聴者が投稿者の労をねぎらうために使われる、心温まる表現です。
うぽつの例文
- 今日も素晴らしい動画をありがとう！うぽつですー。
- 神動画見つけた！うぽつ！
- この動画、めちゃくちゃいいね！うぽつ！拡散しよう！
- 「動画うｐしました！」—「うぽつですー！」
- この企画の動画化をずっと待ってました！うぽつです！
うぽつはもう古い？
「うぽつ」が広まったのは2011年頃とされています。インターネットの世界では、言葉はあっという間に古くなることもありますが、うぽつはその限りではないようです。2020年代に入っても、動画プラットフォームでは「うぽつ」という言葉が現役で使われ続けています。流行り廃りが激しいネットスラングを超え、一種の恒常的な挨拶として根付いているのが現状です。この言葉が長きにわたって親しまれる理由の一つは、その背景にある暖かいコミュニケーションの価値が多くの人に支持されているからでしょう。
これらの点から、「うぽつ」はただの一過性の流行語で終わらず、多くの人々にとって重要なコミュニケーションツールの一部となっています。コメントを通じてクリエイターと視聴者が繋がる小さな架け橋として、今もなおその役割を果たしていますね。
「わこつ」の意味と違い
「わこつ」とは、主に生放送や生配信のコンテキストで使われる挨拶の言葉です。「枠取りお疲れ様」というニュアンスを含んでおり、配信者が放送枠を取得して配信を始めた際に視聴者が使う言葉です。
「わこつ」は生放送や配信のスタートに感謝や労いを示すために使われ、生配信の雰囲気を和やかにする効果もあります。この言葉は、放送枠を確保し、配信の準備を整えた配信者へのリスペクトを表します。
対して「うぽつ」は、動画がアップロードされた後のコメントで使われることが一般的です。こちらは「アップロードお疲れ様」という意味で、完成された動画を視聴した後の感謝を示す時に使います。
つまり、「わこつ」は生配信の挨拶として、「うぽつ」はアップロードされた動画へのコメントとして使い分けられることが多いので、その違いを覚えておくと、より適切にコミュニケーションを取ることができるでしょう。
「うぽつ」という感謝を簡単に伝える方法
好きなクリエイターが新しい動画をアップロードしたとき、私たちはすぐにでも感謝の気持ちを伝えたくなりますよね。そんな時にピッタリなのが「うぽつ」という短いフレーズです。これは「アップロードお疲れ様」という意味で、投稿者への労いと感謝を表現するのに最適な言葉です。
現代の動画サイトでは、新しい動画がアップロードされると、コメント欄に「うぽつ」のコメントが溢れることも多いです。これが、コミュニティの一体感を形成し、投稿者にとっても大きな励みになるんです。
次にお気に入りの動画クリエイターが作品をアップロードしたら、ぜひ「うぽつ」とコメントを残して、その労力を認め、感謝を示してみてください。小さな一言が、クリエイターにとって大きな支えになりますよ。
