「銀の鈴」と呼ばれる、東京駅での待ち合わせのための目印は、多くの人にとってお馴染みの存在です。
テレビなどでその名前を耳にすることもあるでしょう。
しかし、実際に東京駅を訪れた際、この「銀の鈴」を見つけるのはなかなかの挑戦です。
どこにあるのか、どうやってたどり着けばいいのか、迷ってしまう人も少なくありません。
歩き回っても見つからず、時間だけが過ぎていく…そんな経験をした人もいるかもしれません。
そこで、迷子にならずに済むよう、東京駅の「銀の鈴」の位置とそのたどり着き方について詳しく説明します。
東京駅の待ち合わせスポット「銀の鈴」とは?
東京駅にある「銀の鈴」は、正式には銀の鈴広場に設置されているモニュメントです。
この場所は、東京駅の待ち合わせに最適なスポットとして長年親しまれています。
この象徴的なモニュメントは、1968年6月10日に最初に設置されました。
その目的は、東京駅での待ち合わせに明確な目印を設けることでした。
特に、1964年の新幹線開業以降、東京駅の利用客が急増し、待ち合わせ場所の不足が顕著になっていた背景があります。
現在見られる「銀の鈴」は、2007年10月に設置された4代目です。
このように、東京駅での待ち合わせで道に迷うのを防ぎ、目的地にたどり着くためのランドマークとして、「銀の鈴」は大きな役割を果たしています。
銀の鈴の正確な位置はどこ?
東京駅は広大な敷地を誇り、多階層構造をしています。
そんな中、多くの人が目指す「銀の鈴」の正確な場所を見つけるのは一筋縄ではいきません。
この待ち合わせの目印は、東京駅の地下一階、具体的には以下の住所に位置しています
住所: 東京都千代田区丸の内1丁目9−1 改札内 地下1階 東京駅
「銀の鈴」は、丸の内とは反対側の八重洲側にあります。
八重洲と丸の内をつなぐ中央地下通路の途中にある広場で、その周辺は「グランスタ東京」というショッピングエリアです。
目指す際に役立つのは、最も近い改札口が八重洲地下中央口であることです。
駅内の案内板を見て、「銀の鈴」や「八重洲地下中央口」の方向に進むのがおすすめです。
ただし、注意点としては八重洲地下中央口を目指すことです。
間違えないようにしましょう。
しかし、多くの人が迷うのは「銀の鈴」が改札の内側にあるか外側にあるかという点です。
この疑問の答えは、改札の内側にあります。
上記の住所にも「改札内」と記載されていますので、もし外に出てしまった場合は、再び改札を通過する必要があります。
その際は、八重洲地下中央口の改札を利用すると良いでしょう。
この改札を入ると、銀の鈴はすぐ近くにあります。
JR東京駅の構内図を参考にすると、八重洲地下中央口のすぐ上に銀の鈴広場が位置しているのを確認できます。
地下一階(B1F)のタブを開くと、その位置がより明確になります。
簡潔にまとめると、「銀の鈴」の場所は以下の通りです:
- 東京駅の地下一階に位置。
- 八重洲地下中央口からすぐに到達可能。
- 改札の内側にあります。
これで、東京駅での「銀の鈴」への道のりが少しでも明確になれば幸いです。
東京駅で自分がどの場所にいるかが大事
東京駅へJRなどの電車で到着した際、自分がどの位置にいるかを知ることが重要です。
大多数の電車は東京駅の地上二階に到着します。
ただし、京葉線、横須賀線、総武線、そして東京メトロ丸の内線は例外です。
つまり、新幹線や山手線、京浜東北線、常磐線などの多くの在来線は二階に到着するのです。
銀の鈴へ向かうには、地上二階のホームから地下一階まで、階段やエスカレーターを使って2階分下る必要があります。
銀の鈴へのアクセス方法
➀新幹線ホームからのアクセス:
新幹線のホーム(地上2階)から階段やエスカレーターで1階に下ります。
そこから、乗り換え口を通ります。東海道・山陽新幹線の専用改札は利用せず、JRの乗り換え口を通過してください(銀の鈴広場は改札内にあるため)。
一階に出たら、八重洲中央口改札を背にして新幹線中央乗り換え口の間にある階段を地下へ下ります。
階段を下りると正面が八重洲地下中央口改札。
ここを背にして反対方向へ歩きます。右手にはグランスタのショップがあり、少し歩くと広場が見えます。
広場に到着すると、「銀の鈴」のモニュメントが見えます。
これが待ち合わせ場所です。
山手線ホームからのアクセス:外回りホームから
- 山手線外回りホームの中央付近の階段を降り、一階の中央通路へ。
- 階段を降りてすぐのエスカレーターで地下一階へ。
- エスカレーターを降りたら直進、すぐに「銀の鈴」が見えます。
山手線ホームからのアクセス:内回りホームから
- 山手線内回りホームの中央付近の階段を降り、一階の中央通路へ。
- 中央通路から地下一階へのエスカレーターを使って下ります。
- エスカレーターを降りたら直進、すぐに「銀の鈴」が見えます。
これらのステップを踏むことで、東京駅の広大な構内でも迷わずに「銀の鈴」へと辿り着くことができます。
さいごに
東京駅は予想以上に広大で、直感だけで探索するのは避けた方が賢明です。
特に「銀の鈴」を目指す場合、八重洲地下中央口の周辺という明確な目標があるため、南口や北口ではなく、中央口や中央通路を利用することをお勧めします。
在来線ホームからの移動も、中央通路を通ると効率的です。
この小さな工夫だけで、移動時間を短縮し、重たい荷物を持ち歩く負担も軽減できますので、疲れにくくなるはずです。
このガイドが役立つと感じたら、まだ道に迷っている人たちと共有して、彼らの旅を少しでも楽にしてあげてください。