【鹿児島弁一覧】日常会話で使う方言を徹底解説!

【鹿児島弁一覧】日常会話で使う方言を徹底解説!

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鹿児島弁の魅力と特色を、言葉一覧としてまとめてみました。

鹿児島弁は、独特のイントネーションと、感情を強く表現する言い回しが特徴です。

語尾には「け」や「がよ」といった温かみのある表現がよく使われます。

また、2018年に放送されたNHKのドラマ「西郷どん」で耳にした方もいるかもしれませんね。

この記事では以下の点に注目しています:

  • 鹿児島弁でよく使われる単語の意味と使い方
  • 鹿児島弁の特徴的な語尾
  • 50音順に並べた鹿児島弁の一覧

それでは、鹿児島弁の世界を楽しんでみましょう!

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【見出し】鹿児島弁「あ行」一覧

  • あいがとさげもした:ありがとうございました
  • いした:驚きを表す言葉
  • うんにゃ:いいえ
  • おじゃったもんせ:いらっしゃいませ
  • おやっとさぁ:お疲れ様

【見出し】あいがとさげもした

鹿児島で使われる「ありがとうございました」という挨拶です。

「あいがとさげもす」と語尾を変えると「ありがとうございます」になります。

例文:
ケーキを買ってくれて、あいがとさげもした。
(ケーキを買ってくれて、ありがとうございました。)

 

【見出し】いした

驚きを表すときに使う鹿児島弁です。水が滴る音を聞いた時や、予期せぬものに触れた時によく使われます。

例文:
いしたっ、水滴が落ちてきた!
(あら、水滴が落ちてきた!)

 

【見出し】うんにゃ

「いいえ」という意味を持つ鹿児島弁。肯定や否定をする場面で使われることが多く、柔らかくかわいらしい響きを持っています。

例文:
「明日出勤するの?」 「うんにゃ、違うよ」
(「明日出勤するの?」 「いいえ、違います」)

 

【見出し】おじゃったもんせ

「いらっしゃいませ」と同じ意味の鹿児島弁。お店などでの歓迎の言葉として使われます。

例文:
おじゃったもんせ、こちらへどうぞ。
(いらっしゃいませ、こちらへどうぞ。)

 

【見出し】おやっとさぁ

「お疲れ様」という意味を持つ鹿児島弁。上下関係に関係なく、広く使われる挨拶です。

例文:
暑い中、おやっとさぁ。
(暑い中、お疲れ様。)

 

【見出し】鹿児島弁「か行」一覧

  • かごいま:鹿児島
  • キバレ:がんばれ
  • ぎ:文句
  • ぐらし:かわいそう
  • ○○げー:○○の家

【見出し】かごいま

「鹿児島」という意味の鹿児島弁です。地域によって「かごんま」とも発音されます。

例文:
かごいまは、かんぱち漬け丼が有名だよ。
(鹿児島は、かんぱち漬け丼が有名だよ。)

 

【見出し】キバレ

「頑張れ」という意味の鹿児島弁。「キバル」と発音すると「頑張る」という意味になります。

例文:
今日のサッカーの試合、キバレ!
(今日のサッカーの試合、頑張れ!)

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【見出し】ぎ

「文句」や「不満」を表す鹿児島弁。短い言葉で、感情を率直に表現します。

例文:
こら、ぎを言うな!
(こら、文句を言うな!)

 

【見出し】ぐらし

「かわいそう」という意味を持つ鹿児島弁です。

例文:
あの子、彼氏と別れたみたいだね。ぐらしかぁ。
(あの子、彼氏と別れたみたいだね。かわいそうだなぁ。)

 

○○げー

「○○家」という意味を持つ鹿児島弁です。

例文:
あそこの鹿児島ラーメンは、中村げーがやっている。
(あそこの店は、中村家が経営している。)

鹿児島弁「さ行」一覧

  • しったれ:末っ子
  • すいちょっど:好きです
  • すんくじら:隅っこ
  • そいじゃが:そうだ

しったれ

「末っ子」という意味の鹿児島弁です。

例文:
私は、3人兄弟のしったれです。
(私は、3人兄弟の末っ子です。)

すいちょっど

「好きです」という意味の鹿児島弁。少しラフな表現で、告白にも使われます。

例文:
すいちょっど。付き合ってもらってよかけ?
(好きです。付き合ってください。)

すんくじら

「隅っこ」という意味の鹿児島弁です。少し分かりにくいかもしれませんが、地元ではよく使われる言葉です。

例文:
すんくじらに荷物を置いてね!
(隅っこに荷物を置いてね!)

 

そいじゃが

「そうだ」という意味の鹿児島弁。日常会話で頻繁に使われるフレーズです。

例文:
そいじゃが、公園に行っど!
(そうだ、公園に行こう!)

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鹿児島弁「た行」一覧

  • だれる:疲れる
  • チェスト:それいけ
  • てげてげ:適当
  • ですです:そうです

だれる

「疲れる」という意味の鹿児島弁です。

例文:
暑いと、だるっどねぇー。
(暑いと、疲れるよねー。)

 

チェスト

「それいけ」という意味の鹿児島弁。2018年の大河ドラマ「西郷どん」で使われた言葉です。

例文:
チェストー!
(それいけー!)

 

てげてげ

「適当」という意味の鹿児島弁。ちょうど良い感じで使われます。

例文:
もうお昼にするから、てげてげ終わらせよう。
(もうお昼にするから、適当に終わらせよう。)

 

ですです

「そうです」という意味の鹿児島弁。日常会話で気軽に使われるフレーズです。

例文:
「今日は、車で来たの?」 「ですです!」
(「今日は、車で来たの?」 「そうです!」)

 

鹿児島弁「な行」単語集

  • ないしちょっとよ:何をしているのか
  • なおす:片付ける
  • にけ:新しい
  • ねごなる:無くなる

ないしちょっとよ

「何をしているのか」と尋ねる時に使う鹿児島弁です。疑問を投げかける際に便利な表現。

例文:
こんなところで、ないしちょっとよ?
(こんなところで、何をしているの?)

なおす

「片付ける」という意味を持つ鹿児島弁。

標準語の「修理する」とは異なる意味なので注意が必要です。

例文:
この本、なおしておいて!
(この本、片付けておいて!)

にけ

「新しい」という意味の鹿児島弁。新品や新鮮なものを指す時に使います。

例文:
にけ靴がほしい。
(新しい靴が欲しい。)

 

ねごなる

「無くなる」という意味を持つ鹿児島弁です。閉店や失われることを表現する際に使用されます。

例文:
ここのお店は、来月ねごなる。
(ここのお店は、来月無くなる。)

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鹿児島弁「は行」単語集

  • はっちた:行ってしまった
  • ひさかぶい:久しぶり
  • びんた:頭
  • へ:灰

はっちた

「行ってしまった」という意味を持つ鹿児島弁。何かが消えてしまった状況を表します。

例文:
あっという間に、猫がはっちた。
(あっという間に、猫がいなくなった。)

 

ひさかぶい

「久しぶり」という意味の鹿児島弁。長い間会っていなかった人に対して使われます。

例文:
ひさかぶい!元気だった?
(久しぶり!元気だった?)

 

びんた

「頭」という意味を持つ鹿児島弁。身体の一部を指す際に用いられます。

例文:
わっぜぇ、びんた痛い。
(すごく、頭が痛い。)

 

「灰」という意味の鹿児島弁ですが、場合によっては他の意味でも使われます。

例文:
この辺は、へが多い。
(この辺は、ハエが多い。)

 

鹿児島弁「ま行」単語集

  • まこて:実に、本当に
  • まっごた:間違えてしまった
  • もじょか:可愛い
  • もへ:もう

まこて

「本当に」というニュアンスを持つ鹿児島弁で、確認や強調を表す際に用います。

例文:
まこて、その犬かわいいね。
(本当に、その犬かわいいね。)

まっごた

「間違えた」という意味の鹿児島弁です。日常でのちょっとしたミスを表すのに使われます。

例文:
ああ、時間をまっごた。
(ああ、時間を間違えた。)

もじょか

「可愛い」と表現する鹿児島弁。「むぜ」という言葉も同じ意味で使われます。

例文:
あの子の笑顔、もじょかだね。
(あの子の笑顔、可愛いね。)

もへ

「もう」という意味の鹿児島弁で、時間の流れや状況の変化に対する驚きや嘆きを表現します。

例文:
もへ、こんなに遅くなってしまった。
(もう、こんなに遅くなってしまった。)

鹿児島弁「や行」単語一覧

  • やぜろしか:うるさい
  • やっせん:だめ
  • やっせんぼ:臆病な人
  • よかにせ:イケメン

 

やぜろしか

「うるさい」という意味の鹿児島弁。迷惑や不快を感じる時に使われます。

例文:
何度も同じこと言って、やぜろしか!
(何度も同じこと言って、うるさい!)

 

やっせん

「だめ」という意味の鹿児島弁。使えないことや否定的な状況を示す時に使います。

例文:
このペンは壊れていて、やっせん。
(このペンは壊れていて、役に立たない。)

 

やっせんぼ

「臆病な人」という意味の鹿児島弁。少し弱気な人を指すのに使われます。

例文:
こんなことで怖がるなんて、やっせんぼだね。
(こんなことで怖がるなんて、臆病な人だね。)

よかにせ

「イケメン」という意味の鹿児島弁。見た目が良い男性を表す際に使われます。

例文:
鹿児島は、よかにせが多い。
(鹿児島は、イケメンが多い。)

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鹿児島弁「わ行」単語一覧

  • わい:お前
  • わっぜ:とても
  • わっぜい:たくさん
  • んだもしたん:あらまあ

 

わい

「お前」という意味の鹿児島弁。親しみを込めて話す時に使われます。

例文:
わい、この漫画貸してくれる?
(お前、この漫画貸してくれる?)

 

わっぜ

「とても」という意味の鹿児島弁。大変さや強調を表すのに使います。

例文:
わっぜ難しい問題だ。
(とても難しい問題だ。)

 

わっぜい

「たくさん」という意味の鹿児島弁。多くのものや人がいる状況を示すのに使います。

例文:
今日は、わっぜい人がいるね。
(今日は、たくさん人がいるね。)

 

んだもしたん

「あらまあ」という意味の鹿児島弁。驚きや感嘆の際に使われます。

例文:
んだもしたん!ないしちょっとよ?
(あらまあ!何をしているの?)

 

鹿児島弁の典型的な語尾

  • ~が:~しようと提案するとき
  • ~がよ:~だよと強調するとき
  • ~け?:~かな?と問いかけるとき
  • さ~:~したよと報告するとき

 

~が

何かを提案する時に使う「~しよう」という意味の鹿児島弁の語尾。

例文:
来週、遊園地に行くが。
(来週、遊園地に行こう。)

 

~がよ

情報を伝えるか、何かを強調する時に用いる「~だよ」という意味の鹿児島弁の語尾。

例文:
お昼から、晴れるがよ。
(お昼から、晴れるよ。)

 

~け?

疑問や確認を表す「~ですか?」という意味の鹿児島弁の語尾。

例文:
あの映画を見に行ったのけ?
(あの映画を見に行ったの?)

 

さ~

何かを成し遂げたことを伝える「~しましたよ」という意味の鹿児島弁の語尾。

例文:
玄関を掃除したよさ~。
(玄関を掃除しましたよ。)

さいごに

鹿児島を訪れる機会があれば、鹿児島弁の一覧を事前にチェックしてみるのがおすすめです。

地元の言葉を少しでも知っていると、旅行がより楽しく、記憶に残るものになるでしょう。

鹿児島弁を使って現地の人々と交流することで、鹿児島の文化や風土をより深く感じることができますよ!

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