自転車に定期的に空気を入れるのは、パンクを防ぎ、漕ぎやすくするために重要ですが、実際には空気を入れる作業自体が面倒に感じることがあります。
自分でやりたくないと思う人もいるかもしれません。
そういった人にとって、自転車店で空気を無料で入れてもらえると聞けば、便利だと思うでしょう。
しかし、実際にはすべての自転車店が空気を無料で提供しているわけではありません。
自転車店で空気入れが無料なのは本当？
確かに、いくつかの自転車店では空気を無料で提供していますが、店によっては有料の場合もあります。
無料で空気を入れてもらえる可能性が高いのは、あなたがその店で自転車を購入した場合です。
しかし、必ずしも無料とは限らないので、訪れる前に事前に確認することをお勧めします。
私の経験上、自転車を購入した際には「空気は無料で入れられる」と言われましたが、実際には自分で入れるスタイルでした。
無料で空気を入れてもらえるかどうかは、自分で入れるのか、店員に入れてもらえるのかによっても変わってきます。
空気の適切な量を知らない場合は、店員にチェックしてもらうことができる店を見つけると良いでしょう。
一方で、空気を無料で提供しない自転車店も存在します。
その場合でも、空気入れの使用料は50円から100円程度と比較的安価であることが多いです。
空気の量がわからない場合は、パンクのリスクを避けるためにも、少額を支払ってでも自転車店で空気を入れてもらうことをお勧めします。
空気を入れた後は、タイヤの硬さを親指で押して確かめることで、適切な空気圧を覚えることができます。
そして、自分で管理できるようになったら、自宅用の空気入れを購入するのも一つの選択肢です。
たとえ一回のコストが低くても、時間や労力を考えると、自宅で簡単に空気を入れられる方が便利です。
近くに自転車店がない場合や有料である場合は、自分用の空気入れの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
無料で自転車の空気を入れられる場所
自転車の空気を入れたいとき、自転車店が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実は他にも無料で空気を入れてくれる場所があります。
以下で、いくつかの便利な場所を紹介します。
自転車置き場（預かり所）
駅周辺などにある自転車置き場は、空気入れを無料で貸してくれる場合が多いです。
最初は借りづらいかもしれませんが、遠慮せずにスタッフに尋ねてみましょう。
ホームセンター
自転車を扱っているホームセンターの中には、空気入れを無料、または有料で貸し出しているところがあります。
使用する前に、料金がかかるかどうかを確認することが大切です。
交番
意外かもしれませんが、交番も空気入れの貸し出しをしている場所の一つです。
特に、巡回用の自転車を持っている交番では、利用できる可能性があります。
事情を説明すれば、親切に対応してくれることでしょう。
パチンコ店
自転車で来店する客向けに、空気入れを設置しているパチンコ店もあります。使用する際は、スタッフに声をかけてみてください。通常、無料で利用できます。
スーパーやショッピングモール
自転車での来店客を考慮して、空気入れを用意しているスーパーやショッピングモールも少なくありません。
こちらも、有料か無料かをあらかじめ確認しておくと安心です。
これらの場所を知っておけば、自転車の空気が抜けたときでも安心です。
ただし、利用前には必ずスタッフに確認し、利用規約や料金について把握しておくことをお勧めします。
自転車の空気入れ：いつ、どのくらい入れるべき？
多くの自転車のパンクは空気圧が不足していることによります。空気が足りないと、段差を乗り越えた際にタイヤとリムの間でチューブが挟まれ、破れてしまうリスクが高まります。
適切な空気圧であれば、このようなパンクを大幅に減らすことができますし、空気が充分にあると自転車を軽く漕ぐことができます。
空気入れは面倒かもしれませんが、週に一度は空気を入れることが推奨されています。
定期的に行うためには、「毎週月曜日に入れる」など、決まった曜日に行うのが良いでしょう。
ただし、週に一度という頻度は自転車愛好家の間でよく言われるもので、実際には月に一度の空気入れでも基本的なメンテナンスにはなります。
特に空気入れが苦手な人にとっては、月に一度でもパンクのリスクを減らし、自転車の乗り心地を改善できるのであれば、手間を惜しまない価値があります。
私も空気入れをするのは好きではありませんが、子供の送り迎えや買い物で週に5日は自転車を使用しています。
しかし、実際には週に一度空気を入れることはありませんでした。
空気入れが不足していると気付いた時には、すでにパンクしてしまっていました。
自転車屋さんで修理を受けた際に「空気が減っているのが原因」と指摘され、その場で空気を入れてもらったところ、タイヤが想像以上に硬くなり、乗り心地が劇的に改善しました。
実際に、しっかりと空気を入れた自転車は乗りやすく、漕ぎ出しも軽くなります。パンクの修理に行く手間を考えれば、定期的に空気を入れる労力は大したことがないと感じるはずです。
ただし、空気を入れる際には手が汚れるのが難点です。
そのため、私は自転車に乗った時のタイヤのへこみ具合で空気圧をチェックしています。
これなら、空気が減っているかどうかすぐに判断できますし、空気を入れる際にも、適切な量を確認するのに役立ちます。
自転車の空気入れをどこで購入すればいい？
自転車に定期的に空気を入れることで、快適な乗り心地を保ち、スムーズに走行できるのは理解できたはずです。家に空気入れがあると、その便利さを実感できるでしょう。ここでは、どこで自転車の空気入れを購入できるかをご紹介します。
自転車店
最も一般的な選択肢は自転車店です。専門店ならではの豊富な種類の空気入れを扱っており、自転車の使用状況に合わせて最適なものを店員さんに相談できます。ただし、価格は少々高めに設定されていることがあります。
ホームセンター
ホームセンターでも様々な空気入れを取り扱っています。比較的リーズナブルな価格で見つけることができ、売り場の担当者に相談できる場合もあります。
オンラインショッピング
オンラインショッピングの利点は、店頭に行かなくても豊富な選択肢の中から希望に合った商品を見つけられることです。価格比較やレビューを参考にしながら、じっくり選べます。
100円ショップ
意外に思われるかもしれませんが、100円ショップにも空気入れがあります。価格は非常に手頃ですが、耐久性については期待できないかもしれません。しかし、月に一度程度の使用であれば十分役立つでしょう。
最後に
この記事では、自転車の空気入れの無料スポットと空気入れの購入場所についてお話してきました。
定期的に空気を入れる習慣を持つことは、乗り心地の向上につながります。
また、自転車屋で空気を入れた時や自分で空気を入れた時には、タイヤの硬さや乗った時のタイヤの凹み方を確認し、適切な空気圧を覚えておくことが重要です。
