日本中にはいろんな銀行があり、各銀行ごとに通帳の形式がちょっとずつ異なりますね。基本的な「取引年月日」、「支払金額」、「預かり金額」、「残高」などはどの通帳にも書かれていますが、その他の細かい部分はバラバラです。
たとえば、私が使っているゆうちょ銀行の通帳には「PE」という記号があります。これはペイジーという決済サービスを使ったときに表示されるもので、例えば「ヤフーケッサイ」と記載されていれば、オンラインでのかんたん決済を利用したことを意味しています。
昔は、振込先の口座番号や名前をもらってから振り込み、商品が発送されるまでの流れがありましたが、時間がかかる上、初めての取引では不安もありました。しかし、ペイジーのようなサービスを利用すれば、入金が即時に通知され、取引がスムーズに進むので、非常に効率的です。
通帳のスペースは限られているため、記号を使って情報をコンパクトに表示することが多いのですが、これがあると、どんな取引をしたか一目でわかりますね。
通帳の摘要欄に隠された謎を解き明かす！
通帳の摘要欄って、ふと見たときに「何これ？」ってなる記号や数字、文言がズラリと並んでいますよね。アルファベットだけの記号から、意味がさっぱり分からないものまで様々。でも、各銀行によって表示のスタイルが違うから、一概に全部を説明するのは難しいですね。
それでも、おおまかに通帳によく出てくる表記をピックアップして解説してみます。たとえば、「AD」って見たことありますか？これ、Automatic Depositoryの略で、「入金された」という意味です。逆に「CD」はCash Dispenserを指していて、「出金された」ということ。これだけ知っていると、ちょっと通帳見るのも楽しくなりますよね。
通帳に出てくる「IYB」の謎
たまに見かける「IYB」という記号、これ実はセブン銀行の旧名称、「株式会社アイワイバンク銀行」の略なんです。セブン銀行でATMを使った時の手数料がこの記号で出ます。同じセブン銀行でも、他の銀行だと「７BK（セブンバンク）」と表記されることもあります。面白いですよね、どこの銀行もちょっとずつ違って。
次は、摘要欄によく出てくる文言をカテゴリごとに見ていきましょう。
通帳の文言の意味①振込
「振込 ヤマダ タロウ」と表示されると、振込先の名義人がカタカナで出ます。「給与」「賞与」といった場合は、給料やボーナスが入金された時の表示です。
通帳の文言の意味②公共料金
「NTT電話料」はアナログの固定電話契約、「NTT東日本/西日本」はインターネット契約の料金です。「ガス料」はガス会社からの引き落とし、「NHK」は受信料、「電気料」や「水道料」はそれぞれの料金が自動引き落としです。
通帳の文言の意味③手数料
「手数料」は各種手数料のこと。「振込手数料」は振り込み時にかかる手数料です。
通帳の文言の意味④利息
「利息」は預金の利息、「お立替利息」は口座貸越の利息です。
通帳の文言の意味⑤ローン
「ご返済」という表示は、ローン返済の時に使われます。マイカーローンや住宅ローンなどがこれに該当します。ゆうちょ銀行同士の振込は「送金」と表示されるんですよ。
通帳の摘要欄にある数字、実は何を示してる？
通帳をパラパラとめくると、摘要欄に不思議な数字が並んでいるのを見たことありますよね。これ、実はほとんどが店番号やATMの位置を示しています。振り込みや引き出しの際に、どの支店やATMを使ったかがこの数字で示されているんです。
例えば、ゆうちょ銀行の通帳では、5桁の数字がよく登場しますが、これは自分が口座を開設した支店の番号。他の銀行だと、3桁の数字がよく見られますね。これが、その取引があった具体的な支店やATMの場所を教えてくれるわけです。
面白いのは、ATMの取引の場合、「ATM（000）」のように表示されることもあるんですよ。つまり、これを見れば、「ああ、あの日はあのATMでお金を引き出したんだな」と思い出せるわけです。
通帳の記号の謎を解明！
通帳の記号って一見するとなんだか謎多き符号ですが、意外とシンプル。よくあるのが「AD」で「Automatic Depository」、つまり「入金」の略ですね。出金は「CD」、これは「Cash Dispenser」の略。この辺りは慣れれば一目で何を意味しているか分かります。
他にも、各銀行が独自の記号や文言で情報を記載していますが、基本的には漢字やカタカナで書かれているので、読み解くこと自体は難しくないです。何せ、毎日のように使うものだから、ちょっと注意して見てみるだけで、ぐっと身近に感じられるようになるはずです。
