犬や猫がペットとしての定番ですが、最近は他の小動物も人気を集めていますね。
小動物を飼おうかと考えている方も多いかもしれませんが、犬や猫以外の動物は、その性格や習性が異なるため、なつくかどうかがわかりにくいこともあります。
今回は特に親しみやすい小動物を11種類、ピックアップしてご紹介します。
この記事で触れる内容は以下の通りです:
- 小動物で人懐っこいもの、お手頃な価格のペットは?
- 臭わない、飼いやすいペットの選び方
- 一緒に寝ることができる小動物はどれ?
さあ、詳しく見ていきましょう。
超愛情深い小動物ランキング
「小動物」と一言で言っても、飼える種類は星の数ほどあります。
どんな種類が存在するのかも把握しきれない方は多いでしょう。
今回は、特に愛情深く懐く小動物を、次の4つのカテゴリーに分けてランキング形式でご紹介します。
- 価格が手頃であること
- 臭いが少なく、飼いやすいこと
- 一緒に寝られること
- 甘えん坊であること
それぞれの動物の特徴を詳しく解説するので、小動物を飼う際の参考にしてください。
親しみやすくて手頃な小動物のペット!
「小動物は手頃」と一般的に考えられがちですが、中には数十万円もする高価なものも存在します。
それでも、多くの人は経済的に負担が少なく、かつ親しみやすいペットを求めています。今回は、価格が比較的安く、飼いやすい小動物を3種類紹介します。
▼手頃な価格の小動物一覧
- デグー
- モルモット
- インコ
各種の基本的な販売価格は次の通りです:
- デグー(ノーマル):5,000〜10,000円
- モルモット:3,000〜5,000円
- インコ(セキセイインコ):2,000〜10,000円
ただし、希少種になると価格は高くなります。
デグー
デグーはネズミ科に属し、日本でも人気が高まっている小動物です。
群れで生活することが多いため、比較的なつきやすく、飼い主との交流も大切です。
通常のデグーは5,000〜10,000円程度で購入可能ですが、希少色は50,000円以上することも。
色にこだわらなければ、手頃な価格でデグーを迎えることができます。
モルモット
モルモットは日本で長い間親しまれてきたペットです。
元々群れで生活しているため、愛情深くなつきやすいとされています。
ほとんどのペットショップで見かけるほど普及しており、価格は3,000〜5,000円程度です。
ただし、スキニーギニアピッグのような希少種は30,000円以上することもあります。
インコ
インコは種類によってなつきやすさに差がありますが、一度慣れるととても親しまれやすいです。
セキセイインコやコザクラインコなどは特になつきやすく、価格も2,000〜10,000円と幅広いです。
大型のインコは価格が高く、20万円を超えることもあります。
これらの情報を参考に、手頃で愛情深い小動物を選んでみてはいかがでしょうか。
臭いの少ない、飼いやすいペットを探していますか?
どの動物も多少の臭いを発しますが、獣臭が強いペットは慣れないと不快に感じることがあります。
特に飼育初心者の方には、体臭が少なめのペットがおすすめです。
特に臭いが少なく飼いやすいとされる小動物を以下の2種類ご紹介します。
体臭が少ない小動物
- ハムスター
- チンチラ
ただし、これらの動物でも不適切な飼育方法では臭いが強くなる可能性があるため、注意が必要です。
ハムスター
ハムスターは小動物の中でも特に臭いが少ない方です。
体からはほとんど臭いがせず、糞も小さく乾燥すれば臭わないことが多いです。
しかし、尿の臭いは少し強いですが、ハムスターはトイレの場所を覚えることができるので、こまめに掃除をすれば臭いはほとんど気になりません。
チンチラ
チンチラは賢く、芸を覚えることも可能な人気の小動物です。
ハムスターと同様に体臭はほとんどありませんし、糞は乾燥すればほぼ臭いません。
尿の臭いが若干ありますが、チンチラはトイレの場所を覚えるのが難しいとされています。
そのため、トイレを複数設置したり、尿をこまめに掃除することで臭いを抑えることができます。
小動物と一緒に眠れるのはどうか?
小動物は一般的に体が小さく、誤って圧迫してしまうリスクがあるため、添い寝を推奨することは難しいです。
小動物と安全に一緒に寝るのは、期待しない方が良いでしょう。
しかし、犬や猫のように体が比較的大きなペットならば、飼い主と一緒に寝ることがよくあります。
一緒に眠れるペット
- 犬
- 猫
犬
犬は飼い主の側にいることから安心感を得る動物で、しばしば添い寝を求めてきます。
寒い季節には、布団の中にもぐりこんでくることもあります。
ただし、犬との添い寝はいくつかのリスクが伴います。
特に小型犬は、圧迫やベッドからの落下などの事故が起こりやすいです。
添い寝をする際には、これらの危険を避けるためにも、常に注意深く行動することが重要です。
猫
猫は一見自由奔放に見えますが、実は添い寝が好きな生き物です。
気が付けば、布団の中に忍び込んでいることも少なくありません。
猫は布団の特定の場所を好んで寝ることが多く、複数飼っている場合は、寝返りを打ちにくくなるという話も聞かれます。
特に寒がりな猫は、気温が低い秋から冬にかけて添い寝をする頻度が高まります。
最も甘えん坊な小動物ランキング!
ペットを選ぶ際に、甘えん坊な性格の動物が好みだという人も多いでしょう。
好奇心が強い動物や群れで生活する種類は、飼い主に特に愛情を示すことが多いですね。
小動物を見るだけでも癒されますが、彼らが甘えてくるとさらにその魅力を感じられます。
ここでは、特に甘えん坊で親しまれやすい小動物を4種類紹介します。
特に甘えん坊な小動物
- うさぎ
- フェレット
- ミーアキャット
- モモンガ
うさぎとフェレットは、犬や猫を除くと、小動物の中で最も人懐こいとされています。
ただし、小動物は一般的に警戒心が強いため、最初から甘えることは少ないです。
彼らの信頼を得るには、その性格や習性を理解し、根気強く関係を築く必要があります。
うさぎ
うさぎは温厚で社交的な性格が特徴です。
野生では群れで生活しており、そのため比較的飼い主に懐きやすい動物です。
しかし、神経質で臆病な一面もあるため、初めてのうちは懐かないと感じるかもしれません。
うさぎと信頼関係を築けば、自然と甘えるようになりますので、愛情を持って接することが大切です。
フェレット
フェレットは活動的で人懐っこい性格をしており、遊びを求めて甘えることがよくあります。
オスとメスでは性格に違いが見られることもあり、出身のブリーダーによっても性格が異なることがあります。
日本でよく見られるマーシャルフェレットは、一般的に穏やかで懐きやすいとされているため、なつきやすさを求める人にはおすすめです。
ミーアキャット
ミーアキャットは好奇心旺盛でありながら、攻撃的な一面も持ち合わせていますが、最近は人懐っこい個体も増えてきています。
群れでの生活が基本のため、信頼関係を築けば飼い主に対しても深い愛情を示します。
モモンガ
モモンガは縄張り意識が強く、最初は警戒心が強いですが、愛情深い一面もあります。
飼い主とのコミュニケーションを重ね、徐々に警戒心を解くと、非常に甘えん坊になることがあります。
まとめ
今回の紹介を通じて、どの小動物にもそれぞれ長所と短所があることがお分かりいただけたと思います。
一つのペットがすべての理想を満たすことは稀ですが、ペットを飼うというのは生命を預かる重大な責任を伴います。
その動物の短所を理解し、それでもなお愛情を持って世話をする覚悟が必要です。
もしもペットが思うように懐かなかったとしても、最後まで愛情を持って接することができるか、事前にしっかりと考えておくことが大切です。
今回ご紹介した情報が、あなたの新しい家族選びに役立つことを願っています。
ぜひ、これからのパートナーを見つける際の参考にしてください。